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「ちいさな硝子の本の博物館」でお取り扱いのガラス器は、
一部をのぞき、墨田区創業 松徳硝子の職人が手作りしたものです。

創業大正11年(1922)以来、吹きガラスを作りつづける松徳硝子(しょうとくがらす)では、
現在は、「うすはり」などの透明なグラスを主に製造しています。

しかし、かつて昭和の終わりごろまでは、地方のお土産向けなどに、
花器花瓶などのガラス雑貨、小鉢、お皿やぐいのみ、徳利などの食器類まで、
種類さまざまな色ガラスもたくさん作っていました。

「ちいさな硝子の本の博物館」では、そのような松徳硝子でかつて作られていた
レトロでノスタルジックな廃番の製品たちを倉庫からピックアップして、販売しております。

すべて製造終了、在庫限りの商品ばかりですので、ぜひお早目にどうぞ。


なお、ちいさな硝子の本の博物館は、松徳硝子とは別運営となります。
うすはりなど現行商品は以下をご参照ください。

全国の取り扱い店舗様
製品のラインナップはこちら


手作りガラスの工程 イメージ画像(現在は新工場に移転しています)


ガラスの主成分は珪砂。現在の松徳硝子では、極めて純度・透明度が高い「ハイシリカ」を使用。
(当店の対象商品:シンプルなロックグラス)
*廃番商品に関しては原料が多少異なります


窯の中は約1300〜1400度



金型という中に息を吹き込み成形します

ガラスの種類にあわせて、たくさんの型があります
昔は木型も使用していましたが、木型職人がほとんどいなくなり、使用できなくなりました。




急冷すると割れてしまうので、約500度の徐冷炉の中でゆっくり常温に戻していきます


徐冷炉ら出てきたガラスを一度検品します。ここではじかれたものは砕かれ、
カレットとして再度溶かされ、再利用されます。


上部の余分な部分に、ダイヤモンドカッターで線をひき、バーナーをあてると、パカっときれいに外すことができます。
この作業を火切りといいます。


カットした上部を2度の工程を経て、摺り加工します。


さらにバーナーであぶり、なめらかに整えます。
グラスの場合、口当たりを左右する重要な工程です。



最後に再度検品をして、出荷されて行きます。

*昔の商品、商品の形状によっては一部工程などが異なる物もあります*


写真:真鍋 奈央  Photo by Nao Manabe
*画像の無断転載禁止